Q&A
分電盤のよくある質問
代表例を掲載しています。
高負荷によりブレーカが発熱し、盤内雰囲気温度の上昇と分岐ブレーカ端子部の干渉熱で電線被覆が変色したと推測されます。防止対策は負荷率が分岐容量の80%を超えないように使用してください。(超える恐れがある場合は、分岐容量を上げておく。)
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 5-13. 分岐回路の高負荷率によるトラブル(41頁)をご参照ください。】
分電盤内の温度が高く、熱によって定格電流または動作時間の特性が変化しブレーカが動作します。動作後、ブレーカ内部のバイメタルが熱により湾曲し、再投入できないことがあります。
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 5-9. 周囲温度の影響によるトラブル(37頁・37頁)をご参照ください。】
テスト以外の目的でテストボタンを使用してはいけません。日常的にブレーカをOFFにする際、テスト ボタンを押してOFFにしていますと、故障します。
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 5-11. テストボタンでのOFF操作によるトラブル(39頁)をご参照ください。】
@ハンドルがONとOFFの中間位置にある場合
ハンドルをOFF側に操作した後、ON側へ操作する。
(ブレーカが動作した場合、ハンドルがONと OFFの中間位置に止まる。中間位置からはON(再投入)ができない。)
A 負荷動作直後の場合
ブレーカの熱が冷めてからON(再投入)する。
(必要に応じ、負荷機器の電源をOFFにする などの処置を行う。)
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 5-12. ブレーカがON(再投入)できないトラブル(40頁)をご参照ください。】
無線機(トランシーバなど)から発生する強電界は、ブレーカの規格の数倍に相当するため、搭載されたICの耐量限界を超えたことにより誤動作(遮断)が発生することがあります。
無線機がブレーカに与える影響は周波数、出力、距離、周囲環境に依存するため電子回路を搭載したブレーカの近傍で、無線機(トランシーバなど)を使用しないでください。
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 5-14. ブレーカの誤動作によるトラブル(42頁)をご参照ください。】