Q&A
分電盤のよくある質問
代表例を掲載しています。
分電盤の施工が適切な手順で行われ,施工上の不具合を発生させないための一助となるように,
一般的な分電盤の推奨施工マニュアルがあります。
【詳細につきましては、分電盤の推奨施工手順をご参照ください。】
外気温度の急低下によりキャビネットの内部に結露が発生し、内部機器のめっき部品に錆が発生します。
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4-15. 屋外用キャビネットの結露によるトラブル(24頁)をご参照ください。】
屋外(屋側)に設置したキャビネットの上部に電線の通線孔を設けてある場合、ケーブルを伝って雨水が内部に浸入し、錆が発生します。
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4-14. 電線管からの雨水浸入によるトラブル(23頁)をご参照ください。】
主幹ブレーカ(単3中性線欠相保護付ブレーカ)の負荷側端子に、負荷に電源を供給するため仮設電源を接続して使用すると焼損します。負荷側で中性線の欠相が発生し、異常電圧を検出するが、ブレーカは遮断されているため、コイルに電流が流れ続け、過熱状態となり焼損に至ります。
正しい施工は
・主幹ブレーカ負荷側からの電源を供給しない。
・仮設電源として負荷へ電源を供給する場合は、専用開閉器などを設ける。
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4-24.仮設電源の誤接続による単3中性線欠相保護付ブレーカのトラブル(29頁)をご参照ください。】
ねじ締付不良(締付トルク不足)は焼損事故の原因になります。適正トルクでのねじの締付け、定期点検時の増し締めの徹底をお願いします。
【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4-26. ねじ締付不良(締付トルク不足)によるトラブル(30頁)をご参照ください。】